サラリーマンこそ秘密基地(自室)を作りましょう。
最近、新聞やテレビで、家に帰らないサラリーマンが増えているという特集が組まれていました。その名も『フラリーマン』というらしい。
家に帰らない理由
①仕事で疲れ、家に帰ると、育児や家事で休まる場所がないのだという。だけどそれらは勝手に終了しているわけではなく、誰かがそれをやっているわけで・・・→奥さん(パートナー)に任せきりになっているようですm(_ _)m。
②家庭に問題があり、仕事の後にそれに向き合いたくない。→帰宅後、ゆっくりしたいのにできない。
そこで自宅以外の他の場所で自分の時間を過ごす『フラリーマン誕生』というわけです。
しかし、フラリーマンになったからと言って楽じゃない。居酒屋・スナック・キャバクラ・漫画喫茶(インターネットカフェ)、カラオケだって金がかかる。サラリーマンにとって、毎日になってくると懐に痛い話なのです。
なぜ一人で街をさまようのかは正直わかりませんが、一人になりたい気持ちはよくわかります。サラリーマンは毎日、他人と接する中で、人には言えないような嫌なこともありますし、今日1日の仕事を振り返った時に、本当に正しい選択をしたのか考える時があります。
仕事以外にも家庭の問題でじっくりと一人で考え結論を出さなければならない時があります。これらの全てが非常に重要なことは認識しています。しかしリラックスするためには、何も考えない自由な時間が必要な時があります。特に20代後半〜40代後半までの20年間は家庭の環境が大きく変わる時期でもあり、結婚・出産・育児・転勤と様々な出来事があります。また仲の良かった友達との関係も変化していき、距離も出てくる時です。(誰もが環境の変化と向き合います。)
サラリーマンの多くは誰に相談することもなく、モヤモヤや悩みを抱え、一人で街をさまよい、時間を潰す。考えただけでも家庭を必死で守ろうとする男性や女性の苦悩が見えてきます。しかし一方で家族はそんなフラリーマンの事を心配をしています。(口には出さないけど)。毎日帰ってくるのが遅く、朝も早く外出する。たまの休みも疲れているのであまり話すこともできず、また月曜日が始まる。これの繰り返しがやがては険悪なムードを生むことになり、家族にとってもよくありません。
そこで提案したいのが自宅秘密基地です。各家庭において個人の部屋がある人はそこを使用すればいいのですが、自分の部屋がない人は自分で個室を作ることをオススメします。
まず、パートナーには理解していただく必要があります。自宅で家族の邪魔にならない部屋で作業できるようにしておくことで、存在を消す事ができるし、何より家にいる事でパートナーや家族の心配を取り除く事ができます。
秘密基地はまず、角材やプラ材で部屋を仕切り、ホームセンターで売っている、メタルラックやパソコンデスクを中心に・ステレオ・ミニテレビなど自分を中心にして、座椅子から移動せずして、全てを手の届く範囲で囲むことで自分だけのスペースができます。イメージは部屋の中にもう一つ部屋を作るという感覚です。ウォークインクローゼットや物置部屋を活用するのもいいと思います。
いづれにしても目的はまっすぐ家に帰りたくなるようなスペースを自分で確保することで心身共健全な状況を維持することと、家庭での自分の居場所の確保と安心が得られます。
秘密基地で何をやるかは自由ですが、そこではパソコンやスマホ・または今流行のオンライン飲み会まで自由に行うことでストレスの発散になります。また重要なことを一人でじっくり考える事ができます。ここまでできれば秘密基地の完成です。
コツは完全に囲いを作り、自分以外は同席できるスペースを作らない事です。
それと家族には事前に、なぜ秘密基地が必要なのかの理由を伝えておく必要があります。
最近は在宅ワークが取り上げられていますが、このようなスペースを作っておくと家族に嫌な顔されずに仕事に没頭できます。秘密基地+仕事場というスペースを確保してみてはいかがでしょうか。
きっと生活が変わると思いますよ。 現に私が変わりましたから( ◠‿◠ )。